個別療育

1人1人、成長の過程や得意な事は違います。

指先を使う作業でも、力の入れ方によってできる作業が変わります。

洗濯ばさみをつまむ動作一つでも、大きい洗濯ばさみは力は必要ですが、力を入れる場所がわかりやすいのですが、小さい洗濯ばさみでは力が入りにくくなる、など違いがあります。

力を入れるコツがつかめるようになると、スナップボタンをはめる事が出来るようになったり、スプーンやフォーク、お箸などの道具も上手に使えるようになったり…

生活の基盤となる動作も、お子さまに合っているものから、少しずつレベルアップできるようなプログラムで取り組みます。

成長には『体の使い方』と『正しく認識する力』のバランスが取れていることが大切です。

正しい体の使い方を知らずに成長すると、自分で自分の身体をコントロールできず、力加減や集団行動が難しくなります。

ひなたではお子さまの状態や発達に合わせて、五感（触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚）に加えて、固有需要感覚（手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚）、前庭覚（体の動きや傾き、スピードを感じる感覚）といった合計７つの感覚を紐づけ、自分の身体をコントロールし、能力を高めていけるようお手伝いをします。